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2007年11月03日(土)

シアワセな教訓~サンディエゴに住んで~

この記事の下に林檎消費作戦展開中~その1~に関連した報告記事があります。

そういえば書くといっておきながら書いていなかったお話しが(mimiさんおまたせ)。
実はセイルボートで生活していたことがあります。

PocoAPoco-blog.jpg

よく見えないかもしれませんがボートの後ろに「Poco a Poco」と書いてあります。

Poco a Pocoはスペイン語で「すこしずつ」の意味があります。英語だったら「Little by Little」です。

この名前は前のオーナーから引き継いだ名前です。
Poco a Pocoなんてかわいい名前だからよかったんですがこれがヘンな名前だったら変更しなくてはいけません。

それでこのボートの名前というのは車のナンバーと同じようなものなので変更するには申請が大変なのでたすかりました。

サンディエゴでの生活を思い出すと心が温かくなります。

california11-2.jpg
これはカリフォルニア州の地図です。
サンディエゴははるか南、メキシコとの国境からほんの15キロ北にあります。

【More・・・】



サンディエゴにはボートを停泊できる施設のあるマリーナがたくさんあります。
そしてマリーナにはボートスリップといってボートの駐車場のようなものがたくさんあります。

このボートスリップ(駐車場)では電話、電気、サテライトテレビが利用できます。
そしてマリーナの全体の10%のボートスリップでは人が住むことが許されています。

とはいうものの、水質汚染が懸念されているので近いうちに法律ができて人が住むことができなくなると思います。
シアトルではすでにマリーナには人が住むことはできないそうです。

私たちはこの地図上の「ボートスリップその1」には2年ほど住んだでしょうか。
coronado.jpg
こちらが拡大図。

この半島(コロナドアイランドと言われていました)からはサンディエゴのダウンタウンまで10分しかかからないという好立地条件かつその昔はお金持ちのバケーションコテージがあった場所ということで治安の良い場所でした(お金持ちしか住めないくらい家が高かったので)。

そんなすばらしい場所に住めたのもすべては「ボートに住もう」と決めたおかげでした。
当時のサンディエゴは人口が爆発的に増えて売り手市場だったからです。

アパートの空きがない上に高い。高いけれども決して安全な場所でないなどいろいろなところをあたりましたが私たちの経済状況ではとても海岸線方面へ住むなんて不可能でした。

ボートに住むことになったきっかけはいろいろあったので今回は割愛しますがともかく貧乏夫婦がこのような一等地に住めるということはシアワセなことでした。

サンディエゴという場所は本当にすばらしい場所でした。

とにかく気候が温暖です。

一年を通じて最低気温が最悪でも15度くらいで最高気温が30度くらいです。
しかも湿気がないので30度とはいっても日陰に入ると寒いくらいです。

セイルボートに住めたのもこの気候あってのことでした。

クーラーがまったくいらなくてしかも蚊やハエがいなかったので大変快適にほぼ外で過ごす生活がまったく苦にならず、苦になるどころか外のほうが気持ちよいのでほぼ外で暮らしているようなものでした。

今でも人口こそ増えて町がきれいになって渋滞ができるようになりましたが私たちが引っ越した頃はちょうどカルコムという大企業がサンディエゴに誘致されて久しく、ちょうど経済の波が押し寄せてきた直後でした。

そしてサンディエゴにはものすごいたくさんの公共サービスがありました。
例えば職業訓練所がものすごい充実していました。

ありとあらゆる職業の訓練がほぼ無料で多くの地域で行われていて不便には不便でしたが車がなくても通えるように配慮されていました。

さらには大学も昼間だけでなく夜間クラスも充実していて、サンディエゴ郡内にはたくさんの分校があって大変便利でそれこそ働きながらでも学校に通うことが無理なくできました。

そして何よりも自然。

私たちは本当に当時貧しかったのでお金のかかるお出かけができなかったので椅子とクーラーボックスを持ってビーチやビーチに併設されている公園へ毎週のように出かけていって湾を行きかう船を見たり歩いたりローラーブレードをやったり、のんびりと、何もしないけれども贅沢な日々を送りました。

この公園やビーチには必ずピクニックテーブルやBBQのグリルが設置されていて誰でも使えるようになっているのですが毎週のようにメキシコ系、アラブ系、そのた外国人の大家族が集まってわいわいと楽しそうにパーティーをしていました。

海岸沿いはそのようにすばらしいビーチと公園、天気に恵まれていましたが内陸地は内陸で山というには小さいですがたくさんのハイキングとレールがあり、また違う植生が見れ、しかも大変見晴らしがよくて(たいていの山の頂上から海が見えるんですよ)それも楽しみの一つでした。

こうして振り返ると貧しかったのにまったく卑屈にならずに済んだのはこの贅沢なロケーションあってのことだとつくづく感謝せざるをえません。

このころの私は、毎日のようにこう思っていました。
「今日も最高の日和。きれいな自然と穏やかな気候は平等に貧乏人にもお金持ちにも与えられる贈り物だなあ」と。

spklulu11-2.jpg
今では家族も増えてセイルボートでは暮らせません。

もしこのブログを読んでいる方で子供さんが留学予定がある方には絶対にサンディエゴをお勧めします。

まず天気がよいので一年中服装が変わりません。つまりわざわざ冬服を買う必要がないんです。秋や春の準備があれば十分です。

学生さんがビーチでたむろしているのを見ると本当に健康的だと思います。
お金もかかりませんよ。

交通機関もアメリカにしてはそれほど悪くないので車なしでも何とかなります。
もちろんあったほうが楽しいですがね。

そしてもし留学したあとに仕事をしたかったらカリフォルニアにはたくさん日系企業があるので大変有利だと思います。



私たちは今は北カリフォルニアに住んでいるので今はもうこのセイルボートはありません。

サンディエゴでのセイルボート生活は貧乏でも心豊かにしあわせに暮らすことができることを教えてくれました。

あのときの生活がなかったらどこへ行っても何をしてもどんな立派な家に住んでいても何も感謝できない人間になっていたかもしれません。

立派な家に住む予定はまったくありませんが・・・。
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Comment

utaさん、今日はutaさんのブログにニヤニヤせず、素直に感動して泣きそうです。

私もインドに来てから、幸せのカタチについて考えが変わりました。
インドには超貧乏な人がいっぱい居て、昔は物乞いしてる子(ホントは仕事として親分にやらされている)や、ボロボロの家に住んでいる人のことを、不幸で可愛そうな人だと思ってたんだけど、
暮らしてみて分かったのは、貧乏=不幸ってのは、外の者が見て勝手に解釈しているだけのことで、実はみんな結構幸せそうなんだよな~て。
家族が居て、食べるものがあって、太陽と大地があれば幸せはいくらでも見つけられるなって、インドの人見て思いました。

utaさんのシアワセのポコアポコ(カタカナにすると…プッ)号、今は誰か別の人を幸せにしてるのかな~。
クリコ |  2007.11.02(金) 23:12 | URL |  【編集】

いいなぁ、セイルボート生活。
海の上でチャポンチャポンと そら、のんびり穏やかになれますね!
うちの夫婦は、二人とも釣りが趣味だから、老後はそういう生活してみたいなぁ。
けど、セイルボートだと・・・犬を飼うのがちょっと難しそうですね。^^;
wanko |  2007.11.03(土) 00:28 | URL |  【編集】

●↑↑↑あ、また居る!!変なの!!

姐さんヤッちゃって下せぇ_(_"_)_


基。
幸せって物があるからとかではないんですよね。
心が豊かになれるって素晴らしい事だと思います。
私にはまだまだ無理かなぁ.....
何か色々欲しくなってしまいます(^^;A

utaさんって幸せそうでとても楽しそうで良いなぁ♪
すごく心地よいですw

アップルパイ駄目でしたか(^^;)
パイ生地が駄目?ごろちゃんが手伝ったのにねぇw
ゆるさく |  2007.11.03(土) 04:53 | URL |  【編集】

サンディエゴが素晴らしかったのは
きっと 傍にいてくれた人が素晴らしかったせいもあると思います。
「住めば都」と言うけれど
誰と住んでいたかで 幸・不幸が左右されると思います。
家族が増えた・・・そこにワンコの写真が出てくるっていいですねぇ~
ごろちゃんの写真を見ては ニンマリし
ワンズの写真を見ては ホッとするSpaママです。
あ。。。そして、
アメリカの地図を見ては utaさんって凄いなぁと感心するSpaママです。
(大阪生まれ 大阪育ちのSpaママは 関西から転住したことがないんですもの)

♪大阪で生まれた~ 女やさかい 大阪の街を よぉ 捨てん~♪
Spaママ |  2007.11.03(土) 07:44 | URL |  【編集】

●私も大阪の女やさかい。。。

と上の方のコメントを引き摺ってしまいました。(笑)

いいね~ボート暮らし。
サンディエゴは20年くらい前に行ったことあります。
アメリカズカップをやってました。
一瞬いただけですが、いいとこ~ってイメージが残ってますよ。

いくらお金があっても心が豊かでないとね。
幸せはお金では買えないのよね。
お金は欲しいけど。(笑)
coo |  2007.11.03(土) 19:29 | URL |  【編集】

utaさん本当に色々経験されてるのですね。。。
尊敬です。

私も毎日必死ですが、ちょっとした事にもシアワセとか
ありがたみとか感じで生きていけたらな~と思います。
よーし明日からまたがんばるぞ~!
りえっペ |  2007.11.04(日) 03:59 | URL |  【編集】

ボート暮らしって想像した事無いけど楽しいかもしれないね
お金は無くても自由はあったのね

お金はあるに越したことは無いけど無かったらそれなりに過ごせばいいし、貧乏経験してると後は幸せが待ってるしね・・・
おばさん |  2007.11.04(日) 05:29 | URL |  【編集】

utaちゃん、ありがとう♪サンディエゴはいいところだよね。そんなところに留学できて私は幸せでした。また、記事書いてください。
mimi |  2007.11.04(日) 07:08 | URL |  【編集】

●羨ましい~♪

海だけでも羨ましいのに、船での暮らし。

いい経験ですよねー。
こうして色々なことを知るのってブログの醍醐味かも~♪

それよりも、ブログタイトルの画像ってご自宅??
やっぱりその大きさが想像できない国かも.....ww
mai |  2007.11.04(日) 10:10 | URL |  【編集】

≫utaさん
ボートピープルも経験ずみですか?!
ご存じの通りロサンゼルスでは不動産が狂乱したままなので、月2千ドル払っても借りる方が有利という信じられない情勢です。数年前から家が欲しいと言ってる知り合いも、家は手が届かないので、いっそボートを買ってレドンド・マリナで住もうかとまんざら冗談でもない様子でした。
陸上生活と比べてボート生活で不便だったことってありましたか?何か参考になることがあれば教えてください。
ポコアポコというと、前に買いそびれた中古LPレコード買いに行ってきました。LED ZEPは売れてたけど、代わりにPOCOのLegendをみつけたので買っておきました♪
Mark+&+Ikuko |  2007.11.04(日) 14:31 | URL |  【編集】

例のセイルボートですね!!本当に素敵な生活だったんだろうなぁ
私のアパートの件は未だ未解決ですが、
だけど純粋に、今はどう転がっても良しと思えます。
というか、たとえ狭い部屋でも景色を優先しても決して惜しくはないです。
やっぱり景色がもたらす恩恵って大きいですよね。
そして何よりの贅沢を味わえる気がします。
高いブランド品を買いに街へ行くよりも、
お弁当持って自然の中での~んびりするほうが絶対に贅沢☆心が潤いますもん!
(まぁ人の価値観にもよるかもしれないけど)
日本に居ただけではここまで実感できなかったかもしれないけど
私もベネで生活できたことにホント感謝してます。
やっぱり人生捨てたもんじゃないですね(^^)
bunchan |  2007.11.05(月) 11:01 | URL |  【編集】

●お返事遅れてすみませんでした

コメントの返事が遅れてすみませんでした。

★クリコさんへ
こちらへ来てしばらくの間は本当に大変だったのですがそれでも本当に良い気候ときれいな自然、安全な住むところに助けられました。ましてや私たちは働けば何とか食べていけましたし仕事も選ばなければありました。本当に貧しい国の人からみたら「どこが貧乏なの?」と突っ込まれてしまうかもしれません。周りの人が裕福だったから自分たちは貧乏と思っていてねたんでいたようです。人は人、自分は自分で楽しいことやシアワセを探せるようになったことが本当によかったと思っています。
ポコアポコはきっと持ち主みんなを幸せにすると思いますよ。

★wankoさんへ
つりですか!?海釣り?磯釣り?川?わあ~、主人が一緒に行きたがるかも知れません。
犬を飼っている人はみんな小型犬でしたよ。ぷっくみたいな・・・。ぷっくって…中型犬になる予定?(コラ

★ゆるさくさんへ
最近スパムコメント来ますね。
スパムのキャッチフレーズとか面白くって時々笑っちゃいます。

そうなんですよね~、モノがあるのは感謝ですがなくてもなんとかなるという自信が付きました。とはいえ今はあそこまで貧乏でないのでいろいろ欲しいもの買いますよ~。欲しいもののために働いたりすることは大変健康的だと思います。楽しいですしね。

ね~、レシピ見ると簡単なんだけれどもね。その通りにやってもできないこともあるということを学びました。
いや、実は完全にレシピの通りにしなかったから失敗したんですが・・・。

★Spaママさんへ
そうですね、主人と一緒でよかったです。主人は忍耐のある人なので・・・。犬がいるからがんばって働いてこの土地のローンを返さなくては!と思います。こんな大きい犬2匹もいてまさかいまさらアパート暮らしはできません…。
>…関西から転住したことがない…
私から見ればうらやましいです。私は本当にお母さんが好きで姉たちと別れたくありませんでした。でも結婚したらこちらが本当の家族ですからね。
主人が行くといえばそこへ行くんですよ…。

★cooさんへ
「大阪の女やさかい」って言ってみたいです。

さすがcooさん!アメリカズカップですか~!!!20年前はもっともっとのんびりしていてよいところだったでしょうね。今は人口が増えましたよ。

本当にまったくその通りです。
お金は欲しいです。
でもないときも人生にはあるからそのないときは我慢するしかないですからね。それで我慢しながらお金がなくても楽しいことを探していけたらいいんですよ。

★りえっぺさんへ
ちょっとしたことにもしあわせ~と思えると単細胞ですが人生大変楽になります。
りえっぺさんとTKちゃんはもうそのままじゃないですか。いつも楽しそうですよ。それで周りにもその楽しい天然振りを振りまいてください。

★おばさんへ
その通りだと思います。
お金はあるに越したことはないんですがないときにないなりにすごしたことが自信につながるんですよね~。「なんだ、何とかなるじゃん。ここで何とかなったならこれからも何とかなるさ」ってね。で、本当に何とかなったので幸運といえば幸運です。

★mimiさんへ
mimiさんの留学時代の話をききたいですよ~。ボートのことももっとまた書きますね。

★maiさんへ
内陸の国からようこそ♪
船の暮らしは不便ながらも楽しかったです。あんな小さい船の中にこんなにいろいろなものが?!というくらい詰め込まれていました。トイレ、シャワー、台所、ベッドルーム。

ブログのタイトルは自宅ではないですよ。こんな大きい家にすんでみたいです。

★Mark+&+Ikukoさんへ
2千ドル!そうですよね、いつも思うんですが$500,000の家を本の頭金$50,000で買うってすごいですよね。しかも銀行の利息が日本の倍くらいですよね。税金が単純に1%として月+約$500で…気が遠くなります。

不便だったことはおトイレです。ホールディングタンクがあってそれを週に1回くらい捨てに行くのですが面倒くさい。あとは多少高めでも治安の良いマリーナを選ぶ。マリーナの経営者の方針やオフィスのスタッフの態度などは住む上で非常に重要です。
船のサイズが大変重要になります。何年くらい住むのか、どういう生活をするのかで決まりますが多少汚いボートでもきれいにする(リモデル)ことはできますが大きさを変える事はできないので重要。ただ38Feet以上になるとスリップフィーが極端に上がるので要注意。

★bunchanさんへ
家にたくさんいるならば本当に景色は大切ですよね。bunchanさんの描写から想像するカリビアンってなんだか夢のようです。高いブランド品は持てるならとてもラッキーですが自然の中や海の見える眺めがくれる開放感に取って代わることは決してできないですよね。
bunchanさんは不便そうなベネの生活を楽しんでいていいなあと思います。
生活に創意工夫が入っていますよね~。
カリブ海…みてみたい~。
uta |  2007.11.05(月) 22:19 | URL |  【編集】

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