私はいつも「外国かぶれにみられたくない」というなんというか見栄っ張りなところがあります。
「見られたくない」ということは逆説的に言いますと「本当はそうだから見られたくない」のかもしれないとふと思いました。
私は漫画ばっかり読んでいた人間ですので漫画のウソの世界を本当だなんて思って成長してしました。
それで学生の時は「なぜ漫画みたいに人間関係がうまくいかないのだろう?
なんでみんな漫画の中みたいにやさしくしてくれないんだろう?」と考えていたものです。
そして孤独感や焦燥感から外国の音楽を聞いたりして大変に影響を受けて「日本なんて小さい国にいたくない。誰も私のことをわかってくれない」なんてうそぶいてみたりしたわけですが現実的には大人になって友人もできて家族とも仲良くなっていろいろなことに感謝できるようになって「ああ、人生それほど捨てたものでもない」なんていう風に落ち着いたわけです。
特に外国人を追いかけていたつもりはまったくないのですが私が初めて本気で好きになった人は実はイギリス人。
その名も
シャーロックホームズです。
シャーロックホームズの本はすべて持っていて何度も何度も読みました。
長編も短編もアーサーコナンドイル以外の作家が書いたシャーロックホームズもすべて読破している(はず)と思います。

実は
あずきさんのブログで
本に関する記事がありまして、そこでふと「そういえばしばらく本を読んでいないなあ」と思いました。
そう考えているうちにいろいろな思い出がよみがえってきました。
私は昔は相当な本好きでした。
それと同時に私が「イギリスきちがい」であったことを思い出しました。
すべてはシャーロックホームズから始まっているんです。
シャーロックホームズが大好きだからイギリスが大好きというものすごい単純な思考だったらしいです。
そしてイギリス人=シャーロックホームズ、だからイギリス人の男性が好きとかそういう発想がもしかしたらあったのかもしれません。
これはちょっとイタイですが認めざるを得ません。
何しろ12歳くらいの時からかなり長いことシャーロックホームズと結婚したいと望んでいたわけですから。
ちなみに今BBC放送(イギリスのテレビ番組)を見ることができるんですがそこにでてくる地名がほとんどわかるのも全部シャーロックホームズのおかげです。
今日は「ゴードンラムゼイのキッチンの悪夢」という番組を見ていまして「エセックス」がでてきたら「ホームズが行ったところ」だとぴんとくるわけです。
先日ブライトンが出てきて「これは確かイギリスの保養地でホームズが出張したところ」とかぱぱぱ〜と頭に浮かぶわけです。
シャーロックホームズは架空の人物なんですが人物の描写がすばらしいので私にとっては生きている人のようでした。
ここでどれだけすばらしい人なのかうまく表現ができないのがとってももどかしいです。
彼のすばらしいところはもちろんものすごい頭が良いのですが
運動神経抜群
喧嘩が強い(ボクシングはプロ並み)
背が高くていい男
弱きを助け
悪を憎み
正義を愛するけれども融通も利く
とどこをとっても非の打ち所がないんです。
あ、確かちょっと憂鬱症なところがあるらしいです。
ああ、また本が読みたくなってきました。
犬は全部で6匹くらいいて追いかけっこしていました。速い速い!
シャーロックホームズの最後の物話ではホームズはだいぶ年をとっており、第一次世界大戦後(英国のために暗躍してドイツ人スパイ逮捕に協力)の傷跡と英国の未来を見つめて終わります(最後の挨拶)。
それが本当に最後だと思うと残念で泣いた思い出があります。
シャーロックホームズは英国に対して普段は辛らつな口を利くのですがいざとなると祖国を守るために命を懸けて戦います。
その正義を愛して自分の国を信じる姿がものすごく印象的です。
おそらくシャーロックホームズが愛する英国に私もすっかりほれてしまったのだと思います。
おりしもシャーロックホームズが活躍したのは19世紀の終わりのビクトリア朝時代といってイギリスが大きく変わっていった時代でした。
いろいろなことが変わってしまってもホームズの信念は変わらないところにも大変惹かれました。
いまだにイギリスに行ったことはありませんがもし行くなら絶対にベーカー街221Bを訪れるつもりです。
そういう意味では私は究極の外人かぶれだなあと昔を思い出してちょっと恥ずかしくなってしまった一日でした。
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